サイキックペン
借りたお札の真ん中をペンで突き刺し、すぐにその穴を復活させてみせます。日用品など、身のまわりにあるものだけを使って見せるマジックは「ストリート・マジック」などとも呼ばれ、マジックの中でも人気のテーマとなりました。中でも、お札とペンという、どこにでもある物同士を使って見せるこのマジックは、発売後大ベストセラーとなり、いまでも高い人気を保ち続けています。
ダグ・エドワーズ氏が考案したこのマジックは、1979年にテンヨーが発売した「ミステリーゾーン」というマジックが元になっています。ミステリーゾーンは、プラスチックに開いた穴が左右上下に動くというもの。その一件関係のなさそうな道具からお札にペンを突き刺すマジックが完成。そして、再びテンヨーがエドワーズ氏にコラボレーションの話を持ちかけ、ふたたびテンヨーの製品として発売されることになりました。
(考案:ダグ・エドワース)